[No.1576]ハマダレポート Vol.242.ー命 みつめてー

ハマダレポート Vol.242.2015.1.5

ー命 みつめてー

公明新聞東日本大震災取材班が、2013年9月から1年間にわたって連載した「命 みつめて」が写真集兼単行本になり、感動を呼んでいます。

震災当日、岩手県南三陸町の防災庁舎で最後まで残り、住民に避難を呼びかけ続けて逝かれた職員がいたことを覚えておられるでしょうか。

遠藤美希さん(当時24歳)と三浦毅(たけし)さん(当時51歳)です。

単行本の題字の「命 みつめて」は三浦さんの夫人、ひろみさんの筆によるものとなっています。

ひろみさんと毅さんは小学校1年生からの幼馴染。3.11後、来る日も来る日も庁舎に足を運び、やがて1年、親族と話し合った結果、死亡届を出されました。

それでもひろみさんは、ご主人の遺体が未だ見つかっていない中、仕事を終えると骨組みだけになった庁舎に立ち寄り、ご主人の携帯電話を呼び出し、毎日のように話しかけておられます。

また、福島県相馬市で住民の救出にあたり続けた消防団副団長の息子・健一さん(当時39歳)を亡くした阿部洋子さん(66歳)。

愛息との共にあった39年。母が子に伝え、教え、求め続けたものは、「人のために尽くせ」。

「立派に自分の責任を果たしたってことだべ、健。母ちゃんの誇りだ。だから、母ちゃんはあの日をうらまねぇ。」

洋子さんのもとに残された中学生・高校生の二人姉妹の自慢は「地域のために最後まで力を尽くした父」だという。「命」のタスキは母から子へ、そして孫へ、あの日を超えて受け継がれています。

さらに、写真では、子どもたちの「笑顔」が多く紹介されています。

家族や家を失い、深い悲しみに沈んだ被災者が身を寄せた体育館や公民館などの避難所。

その中で、無言のうちに安らぎと癒しを届けてくれたのが子どもたちの存在でした。

「みつめる命」。それは、亡くなった命、生き残った命だけではなく、私たち一人一人の「命」ではないでしょうか。

新年を迎え、浜田まさよし、自分の「命」を見つめ直し、本日も福島からスタートします!

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